県側の回答と接衝内容    (県はリニア交通課長ら4名、市民ネットは4名)

 リニアは県政にとっても重要な課題であり、JR東海にとっても重要な課題なので、要望は伝えていきたい。

一と三については、環境アセスで検証されるが、影響のないように求めていくとし、アセスについては戦略的
アセスが環境省と国交省の間でどのように話されているのかの情報はまだ掴んでいないとのことだった。
二の中間駅については駅は鉄道施設の一部であると考えるので、事業者が行うのは当然だと考える、との
こと。
 右のような回答ののち、市民ネット側から口頭で次の点を要請した。
(1)これからは地方の分権化の時代に移る。国と地方の対等な関係を見据え、地域としてしっかりした対応
 をしてほしい。
(2)南アのトンネルにつき、山梨県としても長野県側の大鹿村の実態を見てほしい。山地の崩落という危険
 性を認識すべきだ。
(3)森林の保全など、自然保護に力を傾けてほしい。

 県としては、リニアは山梨を過ぎるので、活性化のために役立つ考えている、という態度が基本線。最後に
県の考え方を説明するためにシンポなどに出るべきだ、と伝えて、いちおう了承された。



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